2005/05/24

トオマス・マン 「トニオ・クレエゲル」

「トニオクレエゲル」も再読した。前回はほとんど無印象だったのだがなんとかつかめた気がする。しかしやはりあまりに自意識過剰であるので好きにはならない。しかし、「ヴェニスに死す」の虚無的な冷たい肉感のような不思議な感覚が忘れられない。