2005/01/27

ヘッセ 「荒野のおおかみ」

次は「荒野のおおかみ」。
ヘルマンヘッセ。間抜けなタイトルだとは思ったが、
まさに俺のことだと、シーシュポスと一緒に買ったものだ。
タイトルになっているだけでなく何度も繰り返されるので、
いったい原文ではなんていうんだと原題を見ると、Steppenwolfとある。
あぁ、ステッペンウルフか!

辞書を引くとコヨーテとあります

フランスものの退廃ぶりに嫌気がさして清いものをよもうとヘッセにしたのに、なんてこった。ヘッセもこんなものを書いていたのか。コカインとか出てくんだぜ。もうすぐ読み終わる。あぁ、なかなかいい本にはめぐりあえないなぁ・・・

ファウストみたいなのを書きたかったのかね?モーツァルトが出てきたところでそんなことを思った。ヘッセはもう、つい最近の人なんだね。